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携帯電話の爆発的普及

携帯電話の爆発的普及と携帯電話のインターネットサービス開始

現代で携帯電話(スマホ)がない生活は考えられませんが、じつはまだ本格的に普及して30年ほどしか経っていません。

携帯電話が爆発的に普及するきっかけになった大きな要因は、2つあります。

まずは、1994年(平成6年)に端末の買い取り制度が始まったこと。いまでは利用者による端末の所有が当たり前になっていますが、当初の携帯電話の端 末はレンタルのみでした。  そして、1996年(平成8年)に携帯電話の料金認可制が廃止されたことも 大きな要因です。制度改革によって競争が加速したことで料金が下がり、より魅力的な端末を各メーカーが競って発売するようになったことが、携帯電話の普及を後押しする要因となったのです。

料金の低下や端末の多様化によって携帯電話の普及が進み、電話番号が不足してきました。そこで1999年(平成11年)1月1日に、携帯電話とPHSの電話番号がそれまでの10桁から11桁へと変更されたのです。

同じ年、NTTドコモによる携帯電話対応のインターネット接続サービス「iモード」が登場しました。KDDI/沖縄セルラー電話やJ PHONE(現ソフトバンク)も、同様のサービスで追随しました。この携帯電話対応のインターネット接続サービスによって、インターネットメールや、銀行振り込み、ライブチケットの購入などのオンラインサービスが携帯電話で利用可能となったのです。

これ以降、携帯電話はただ通話をするだけではなく、カメラ、おサイフケータイ、ワンセグ視聴など、さまざまな機能を搭載するようになっていきます。わたしたちがいま使っている「携帯電話」の原型がこの時期に完成していったのです。

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