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日本におけるインターネットのはじまりと発展(1)

日本のインターネットのはじまりは「JUNET」

日本におけるインターネットの始まりは、JUNET(ジェイユーネット: Japan University NETwork)であると言われています。

JUNETは1984年に東京大学、慶応義塾大学、東京工業大学の3大学を結ぶネットワークとして実験が始まったものです。

1988年(昭和63年)にはJUNETの参加者が中心となり、大学研究者などがインターネットの実験を行うWIDE(ワイド)が発足。

このプロジェクトで構築されたネットワークは、当初は非営利で発展しましたが、接続する組織が急増し、そのままでは対応できなくなりました。

このため、プロジェクトメンバーが中心となって、1992年(平成4年)に 日本初の商用インターネットプロバイダーであるIIJが設立されました。

1993年(平成5年)に郵政省(現在の総務省)が許可を出し、インターネッ ト接続の商用サービスが開始されたのです。

日本で商用インターネットが許可されたのは、1990年にアメリカで商用インターネットのサービスが始まったことも大きかったのでしょう。

Windows により、インターネットが爆発的に普及

インターネットが爆発的に普及するきっかけとなったのは、マイクロソフト社が発売したWindows95でしょう。モデムがインストールされているパソコンでダイヤルアップ接続したり、Webブラウザを使ったりできる機能は、斬新なものでした。

ただし、1990年代の後半はインターネットの通信速度が遅く、電話回線で使った分だけお金がかかる従量課金だったため、画像の読み込みに時間がかかったり通信料が高くなったりするなど、使い勝手がいいとは言えませんでした。

インターネットに接続すると家の電話が使えずに家族から文句を言われるなど、いま思えばとても不便さを感じるものでしたね。

そして1999年から商用のサービス提供が始まったADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)は、定額・常時接続であり、これによってインターネッ トはより安く、より便利に利用できるようになりました。

2000年(平成12年)には、当時の郵政省がADSLサービスに関するルールの整備を行い、2001年(平成13年)にはより安い料金で高速のサービスが 利用できるようになって、ADSLの加入者数は増加していったのです。

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