本日から、弊社HPで定期的にブログを更新させていただきます。
初回は、昨年10月26日に発売された、弊社代表取締役 玉原輝基の処女作
『古代から現代までを読み解く 通信の日本史』(かざひの文庫)
のご紹介です。
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本書は、歴史好きな弊社代表の玉原が、古代から現代に至るまでの日本における通信の発展の歴史を、具体的なトピックを紹介しながら、わかりやすく解説した本です。
本書を執筆しようと思ったきっかけ
ある日、いま話題の「5G」関連の本を読んでいるときに、移動通信システム(携帯電話)の1G(第1世代)から4G(第4世代)の歴史の概略が書いてあるのを目にした玉原。
「電話などの通信の歴史はどうなっているのだろう?」
と思って書籍を探すも、専門的な本ばかり。内容が難しく、一般の読者向けの本は見つかりませんでした。
「それなら、自分で通信の歴史の本を書いてみよう」
と思ったのが、本書が誕生することになったきっかけです。
その著者の想いの通り、わかりやすく、歴史物としてもおもしろい、ありそうでなかった一冊になっています。
通信の歴史は、人と人がつながってきた歴史
コロナ禍で、人と人とが直接会うことが当たり前ではなくなりました。
それでも人は、「オンライン」などを通じて、コミュニケーションをとる努力を諦めません。
それが可能となっているのは、人類の創意工夫による技術革新の賜物と言っても過言ではないはずです。
人類が発展してきた要因のひとつに、「言語によるコミュニケーション」があるでしょう。
遠く離れた人に何とかして自分の言葉、自分の意思を伝えたい。これは、「通信」が発展してきた要因にほかなりません。
言わば、通信の歴史は人類の発展の歴史とイコールです。通信の歴史は、人と人とがつながってきた歴史であると言えます。
コロナ禍だからこそ、この人類の発展の歴史を読み解いていくことに大きな意義があるのではないでしょうか。
「電信」は、交通と通信を分離した革命的な発明
現代は、遠く離れた人に電話やFAX、メールで連絡できるのが当たり前になっています。
でも、わずか150年前までは「飛脚」などの人力で、情報を運んでいました。
つまり、交通=道路は人の移動手段だけではなく。通信そのものだったのです。
この交通と通信を分離した革命的な出来事こそが、電信の発明です。
「当たり前」が当たり前ではなかった時代のことを思えば、まだまだ通信には大きな可能性がたくさん残されていると感じられるのではないでしょうか。
懐かしい? 新しい? 電話の歴史
いまや、生活になくてはならない存在の「携帯電話」。
でも、携帯電話が本格的に普及し始めて、まだ30年も経っていないことをご存知ですか?
年配の方と若い方で、
「○○さんにダイヤルしておいて」
「ダイヤルって何ですか?」
などというというジェネレーションギャップが起きるほど、電話の凄まじい進歩に驚かされます。
電話の歴史を読み解いたとき、年配の方は
「懐かしい」
という気持ちになり、若い方はむしろ目新しさを感じるかもしれません。
本書は、それぞれの年代で、それぞれの感じ方をしていただけるはずです。
若い人は、初期の携帯電話が3kgもあったと知れば、きっと驚くでしょう。
全国の図書館から、多数のご注文をいただいています!
ありがたいことに、本書は発売直後から、全国の図書館より多数のご注文をいただいています。
5Gも導入される通信の変化の真っ只中のタイミングで、通信の技術がどのように発達してきたのか、人々の生活がそれによってどのように変わってきたのかをあらためて知りたいというニーズが高まっているようです。
コロナ禍に翻弄され、鬱々とした日々を送っている多くの方に楽しんでいただき、将来への可能性を感じていただきたいという思いで、本書は執筆されました。
たくさんの方に楽しんでいただける一冊になっていますので、ぜひご一読くださいませ。
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