「世のため、人のため」の意識が人を正しい方向へ導く
当然と言えば当然の話ですが、仕事は対価をいただいて行うものです。つまり、仕事は「誰かの役に立っていること」とイコールの関係と言えます。結局のところ、「仕事=社会貢献」なのです。

とくに仕事を始めたばかりの人ほど、「お金を稼ぎたい」「他人から評価されたい」「偉くなりたい」といったことをモチベーションにすることが多いでしょう。もちろん、それが間違っているわけではありません。
でも、仕事の最終目的は「世のため人のため」なのです。わたしは、このことに気づいてくれる人と一緒に仕事をしたいな、と思っています。
人間誰しも、「もっと給料がほしい」「偉くなりたい」「目立ちたい」「評価されたい」といった欲望を持っているのですが、それは小さな話に過ぎません。その先に、「世のため、人のために自分が働いている」とわかったうえで、仕事に取り組んでほしいのです。
人はどうしても、「まずは自分」と思ってしまうもので、もちろんわたしにもそのような面があります。問題は、「自分」と「世のため人のため」のどちらが強いか、ということです。「自分、自分」とガツガツしているよりも、「人のため」と思って仕事をしている人のほうが、一緒に仕事をしていて清々しいのではないでしょうか。
このような姿勢こそ、おそらく本人を正しい方向に導いてくれるはずです。
これは、いい仕事をするための3つの要素のなかの「意志力」に関わるものです。これは「人間力」にもつながるもので、「世のため人のため」という意識で人とのつながりをつくっている人はまわりから信頼され、「この人と一緒に仕事をしたい」と思われるでしょう。
これはなかなか教えられないことですが、がんばっているのにうまくいかない人は、基準が「自分」になっていないか考えてみてはいかがでしょうか。
このコラムの参考文献、弊社代表取締役玉原輝基の5作目(電子書籍)『世界は情報でできている』(星野書房)のリンクはこちら。
