「ガラケー」からパソコンに近い「スマホ」の時代へ
日本で多機能な独自の携帯電話が生まれるなか、海外ではよりパソコンに近い携帯電話が開発されました。このような端末は「スマートフォン」と呼ばれるようになります。2007年(平成19年)にApple社が発表した「iPhone」は、とても革新的な端末でした。
iPhoneがそのデザイン性の高さと使いやすさによって人気を得て、世界的にスマートフォンへの移行が始まりました。2008年(平成20年)に発表された「iPhone 3G」は、日本でもソフトバンクモバイル(現ソフトバンク)により販売が開始され、2009年(平成21年)にはAndroid対応のスマートフォンも発売されました。
スマートフォンは、数多くの「アプリ」からユーザーが選択することが可能になったことや、インターネットの閲覧がパソコンとほぼ同じレベルで利用できるようになったことから、普及が進みました。
2011年(平成23年)に発表された「iPhone 4S」からはauもiPhoneシリーズの販売を開始し、2013年(平成25年)に発表された「iPhone 5s/5c」からはNTTドコモも販売するようになったため、スマートフォンの利用はますます拡大し、現在に至っています。
弊社代表取締役 玉原輝基の2024年8月7日発売の新作『受験・大人の学びにも使える IT・通信の歴史図鑑』のリンクはこちら!