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いい評価をされるための2つのポイント

信頼関係をつくれる人は、評価される

今回も、「仕事で大切なことシリーズ」です。

会社のなかにはたくさんの人が働いていて、それぞれに「がんばって」います。

いい加減にやっている人はいないはずですが、どうしても時間の経過とともに昇進・昇給する人、できない人が出てきます。

これは、新入社員として会社で働きはじめたときから、始まっているのです。

どんな人が出世して、高い給料をもらえるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

あくまでもわたしの意見ですが、評価されるのは、まずお客様に対してでも社内であっても、「人と仲良くなって、信頼関係をつくれる人」です。

これについては、できる人とできない人に大きく分かれます。

当社では、お客様先に常駐して仕事をする社員が多いのですが、お客様先の「キーマン」ときちんとした関係性をつくり、調整役となって、会社の仕事を増やしてくれる人がいます。

一方で、そのようなことがほとんどできない社員もいます。

仕事でもっとも大切なのは、関係づくりです。

これは人間力の分野に入りますが、この点を意識するだけでも、社内の評価は大きく変わるでしょう。

感覚のある人も、評価されるン

ほかにいい評価をされやすいポイントは、前の項でお話しした「バランス感覚のある人」です。

それだけ、バランス感覚は重要なのです。

「バランス感覚」は抽象的な言葉なので、実例があったほうがわかりやすいかもしれません。

たとえば、社長や上司が言ったことに対して、かならず突っかかってくる人がいます。

もちろん、100%社長の言う通りにする必要はありません。

「ここは、こうしたほうがいいのでは?」

「こんな選択肢がありますよね」

と、意見を出してもいいのです。

ただ、独りよがりにならず、

「社長の考えはこうだと思うので、こんな方法もあると思いますよ」

というように、社長や上司の声を代弁できるのは、バランスのとれた人の行動なのではないでしょうか。

もっともよくないのは、自分が思いついたらただそれだけを主張することです。

たとえ主張しなくても、心のなかで不満を抱えているのも、よくないでしょう。

バランス感覚を持つということは、「他人の立場でも考えられる」「別の選択肢も考えられる」ということでもあるのかもしれません。

もちろん、場合によってはやりきらなければいけないこともあるので、決して簡単ではありません。

ただ、経験値が増えたり役職が上がったりするほどに、バランス感覚を磨いておかなければ対応できないことが増えていきます。

自分に何か偏っているところがあるとすれば、偏ったままで突っ走るのではなく、バランスを自分で整える努力をしていくことが大切であると、とくに最近感じます。

これは、仕事をしていくうえでの大きなポイントではないでしょうか。

もしかすると、ほとんどの人がなんとなくわかっていることなのかもしれません。

ただ、渦中にいると、意外にまわりが見えなくなることもあるでしょう。

そんなときは、まわりの人が伝えてあげて、本人も素直に受け取る姿勢が必要なのではないかと思うのです。

このコラムの参考文献、弊社代表取締役 玉原輝基の電子書籍『人生は「かけ算」だ!』(BLA出版)のリンクはこちら

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