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六感通信?

「シックスセンス」も、今後の研究テーマかもしれない

いわゆる第六感、シックスセンスというのは五感以外のものであり、五感を超える感知能力を言います。「霊感」とも言い換えられるでしょう。

わたしは、霊感は誰でも持っていると考えていますが、その能力は人によって極端な差があるとも考えています。同じ人であっても、子どもの頃に発達していた霊感が、大人になると失われる可能性もあり得ます。

また、人類は文明化とともに霊感を失っていったとも言われています。

たとえば、明治維新による近代化にともない、日本人はその霊感をかなり失ってしまったのではないかと思うのです。

日本文明はほかの文明とは異なり、断絶することなく連続して発展してきた文明です。日本人は相対的に、いまでも霊感を強く持っていると言えるのではないでしょうか。

あくまでも私見ですが、日本人は少なくとも先進国のなかではもっとも霊性の高い民族だと思われます。

霊感というと、オカルトのように思われ、否定的な感情を持つ人もいるでしょう。でも、人類は「祈る」という行為を通じて、多かれ少なかれ霊感とともに生存しているではありませんか。

霊感通信は、「テレパシー」と言ったほうがピンとくるかもしれません。  テレパシーの存在を信じる人もいれば、信じない人もいるでしょう。ただ、 「テレパシー能力はたしかに存在する」と言う人がいることも事実です。

残念ながらわたしには霊感はほとんどありませんし、テレパシー能力もないと思っています。でも、わたしにも「直感」で何かを感じることはあります。直感も霊感の一部だと考えれば、わたしにも霊感はあることになりますし、誰でも霊感を持っていることになるでしょう

先人の土台をもとに、わたしたちが新たな歴史をつくろう

霊感やテレパシーの専門家ではありませんが、これからの脳科学や生理学、物理学などの分野における発見によって、テレパシーの研究が進み、誰でもテレパシーが使えるようになり、人類が新しい段階へ進化することもあり得るのではないかとひそかに期待しています。

突拍子もない話ですが、そのような未来を想像するとワクワクする自分がいるのも事実です。

未来をつくっていくのは、誰でもないわたしたちです。先人たちがつくってくださった土台をもとに、新たな通信の歴史をつくっていこうではありませんか

このコラムの参考文献、弊社代表取締役 玉原輝基の処女作『古代から現代までを読み解く 通信の日本史』(かざひの文庫)のリンクはこちら

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