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当社の「採用」におけるターニングポイント

自社独自で採用する方針に切り替えた

当社は2005年、IT事業部を立ち上げるという大きな方向転換をしました。

これはわたし自身の成功体験でもあるのですが、IT事業の開始から2年後に行った採用方法の変更も、現在の当社を語るうえで避けることはできません。

元々当社はグループのなかの一企業であり、グループで一括して採用を行っていました。わたし入社したあとしばらくはその採用方法が続き、グループから割り当てられた少人数の人材を迎え入れていたのですが、自社独自で採用する方針に切り替えたのです。

これが結果的に功を奏し、わたしが望む人材を採用できるようになって会社がそれなりに発展することができました。

「人間力」を重視した採用へ

わたしが採用で重要視したのは、かならずしも「ITに適した人材かどうか」ではありません。

たしかに製造業とITのギャップもありましたが、わたしが現在でも重要視しているのは「人間力」です。ITと言うと、プログラミングなどの技術職をイメージされやすいのですが、当社の業務では人との対話が非常に大切です。

わたしの電子書籍『人生は「かけ算」だ!』(BLA出版)でもお話ししていますが、いい仕事をするための要素は「知識&スキル力×人間力×意志力」であり、この3つの要素のなかでもっとも大切なのが「人間力」であるとわたしは考えています。

最近は採用事情が厳しくなり大手採用サイトで募集をかけてもなかなか人が集まりにくくなっていますが、当時「リクナビ」で望む人材をアピールして募集をかけたところ、多くの学生が説明会に来てくれました。

集まった学生にきちんと会社説明をするようになり、わたしが望む人材を採用できるようになったのです。

その前はお付き合いのある学校へ出向いて採用する形をとっていたのですが、やり方を変えたのは非常によかったな、といまになってつくづく感じます。

技術者だけでなく事務職や営業職も含めて採用を変えたことで、会社がガラッと変わりました。現在も残ってくれている人が多く、全体的に社員のレベルが上がったのではないかと思っているところです。

いま考えると、あの時点で採用を変えていなければ厳しかったでしょう。その意味でも、これは当社にとって大きなターニングポイントだったと言えます。

このコラムの参考文献、弊社代表取締役玉原輝基の5作目(電子書籍)『世界は情報でできている』(星野書房)のリンクはこちら

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