社会人の勉強は、いい仕事をして、いい人生を送るため
もうすぐゴールデンウィークですね。この春から社会人になった皆様は、お仕事に慣れましたか?
今回は、「いい人生を送るために、社会人として心がけてほしいこと」のお話をします。
わたしの持論は、「人生はかけ算だ」というものです。
これは、いい仕事をするには「知識&スキル力」「人間力「意志力」が必要で、それぞれが高まることで、かけ合わせで仕事の能力や結果が上がる、ということです。
「かけ算」のひとつ目の要素である、「知識・スキル」。
知識は、「頭のなかにある、役立つ情報」です。
そしてスキルは、「訓練や学習によって得た能力」で、「技能」とも呼ばれます。
仕事に必要な知識やスキルは、業種や仕事によって、さまざまです。
たとえば営業なら、売る商品の内容が知識、セールスの仕方がスキルにあたります。
わたしが社長を務める関東通信工業(株)は、社員が120人ほどの会社です。
そのうちの100人以上が、「ITエンジニア」と呼ばれる仕事をしています。
ITエンジニアとは、簡単に言えば、IT(情報技術)の専門的な知識やスキルを使ってシステムをつくったり、システムがスムーズに動くよう管理をしたりする人たちのことです。
だからこそ、専門的な知識やスキルがかならず求められるのです。
なお、本書における仕事の例は、わたしたちの専門であるIT分野をもとにお話ししていきますね。
ITエンジニアとして必要な知識を得るには、
・IT系の専門誌を読んで、最新の情報を知る
・IT系の国家資格を受ける
といったことが必要です。
IT系の国家資格は、まずはIT系職種全般の資格である「ITパスポート」から始まり、「基本情報技術者」「応用情報技術者」とレベルアップし、次のレベルで、それぞれの専門分野に分かれていきます。
「社会人になったら勉強はしなくてもいい」ということは、ありません。
むしろ、仕事に活かすための勉強は、いい仕事をして、いい人生を送るためには絶対に必要なものなのです。
このコラムの参考文献、弊社代表取締役 玉原輝基の電子書籍『人生は「かけ算」だ!』(BLA出版)のリンクはこちら。