バランス感覚のある人も、評価される
前回に続き、いい評価をされやすい人のポイントについてお話しします。
やはり、「バランス感覚のある人」は評価されます。それほど、バランス感覚は重要なのです。「バランス感覚」は抽象的な言葉なので、実例があったほうがわかりやすいかもしれません。

たとえば、社長や上司が言ったことに対して、かならず突っかかってくる人がいます。
もちろん、100%社長の言う通りにする必要はありません。
「ここは、こうしたほうがいいのでは?」
「こんな選択肢がありますよね」
と、意見を出してもいいのです。ただ、独りよがりにならず、
「社長の考えはこうだと思うので、こんな方法もあると思いますよ」
というように、社長や上司の声を代弁できるのは、バランスのとれた人の行動なのではないでしょうか。
もっともよくないのは、自分が思いついたらただそれだけを主張することです。たとえ主張しなくても、心のなかで不満を抱えているのも、よくないでしょう。
バランス感覚を持つということは、「他人の立場でも考えられる」「別の選択肢も考えられる」ということでもあるのかもしれません。
もちろん、場合によってはやりきらなければいけないこともあるので、決して簡単ではありません。ただ、経験値が増えたり役職が上がったりするほどに、バランス感覚を磨いておかなければ対応できないことが増えていきます。
自分に何か偏っているところがあるとすれば、偏ったままで突っ走るのではなく、バランスを自分で整える努力をしていくことが大切であると、とくに最近感じます。これは、仕事をしていくうえでの大きなポイントではないでしょうか。
もしかすると、ほとんどの人がなんとなくわかっていることなのかもしれません。ただ、渦中にいると、意外にまわりが見えなくなることもあるでしょう。
そんなときは、まわりの人が伝えてあげて、本人も素直に受け取る姿勢が必要なのではないかと思うのです。
このコラムの参考文献、弊社代表取締役玉原輝基の電子書籍『人生は「かけ算」だ!』(BLA出版)のリンクはこちら。
